28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/23(水) 00:35:00.20 ID:I/XMjLHDO
男「おら! さっさと動け、デクの坊が!」
大トカゲ「キュー! キュー!」
……………………
姫「む、あれは」
姫は足を止めて往来の真ん中に視線を向ける。
そこにはムチ打つ男と、ムチ打たれるトカゲの姿。
男の方はいかにもな商人の格好だが、しかしトカゲの方は高さ2メートル、体長は7メートル近くもある化け物サイズだった。
錬金「トカゲ……色と形態からして砂漠の土トカゲですね。
騎獣としてはストレスに弱くデリケートで、軍から民間まで運用には適さないと……」
姫「そんな事は聞いていない! あのトカゲはイヤがっているではないか! なぜ誰も止めない!」
錬金「そりゃ、騎獣は『物品』扱いです。他人の物には手が出せませんよ」
姫「むう、ならば私が止める!」
錬金「あ、ちょっと! 姫様!?」
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