3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/22(火) 18:21:49.00 ID:7++Ln/UDO
侍従たちはテキパキと動き、あっという間に姫を寝間着姿からドレス姿へと変えた。
侍従1「朝はハープ、ピアノ、そしてダンスの練習です」
侍従2「昼からは社交会の先生方と……」
坦々と、侍従たちが今日の予定を告げていく。
しかし、椅子に座った姫は侍従に銀色の髪を梳かされながら、不満そうに唇を尖らせていた。
侍従1「おや、どうされましたか姫様?」
姫「……最近、剣と騎術の稽古が無い」
侍従2「それは、姫様はもうお嫁入りのお年頃ですので……」
侍従3「やんちゃは避けるべきですよ、貰い手が居なくなります」
姫「……歴戦の勇士である騎士団長に1対1で勝った時、お父様は泣いて喜んでいたのに」
侍従1「悲嘆に暮れていたんですよ、教育を間違えたと」
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