過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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837:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/05/24(木) 00:29:43.25 ID:Y+KDJl45o



≪プロローグ〜冬木・半年後〜≫




「チェック」

ゼルレッチ「ぬっ」


夕方。

日差しが弱くなりつつある衛宮家の一室。

貴女とゼルレッチは胡坐をかいてチェスを指している。

その結果に笑みを浮かべる貴女。

所謂、ドヤ顔という奴なのだが戦績はこれで一勝一敗。

五分五分、という戦い。

そんな中で貴女は飽きたように寝転がっていた。


「おい、ゼルレッチ。相手しろ、戦るぞ」

ゼルレッチ「んなことしたら教会から部隊が飛んで来るわ馬鹿が」


ここは倫敦じゃない。

そう言われ、「はいはい」と貴女は答える。

そう投げやりに答え、貴女は眠たげに目を細めて空を眺めていた。

今、貴女は旅行と称して冬木に居る。

もうすぐ半年。

そろそろ帰らないとなぁ、と小さく呟く。

こうして偶然にもゼルレッチと出会ったからこそ、そんな気持ちもあった。

ゼルレッチも一つため息。

全く、手間がかかる。

そう言いたげだった。






まぁ、正確には何時も突っかかってきていた小娘が居なくなったので様子を見にきたところ捕まったのだが。








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