過去ログ - 【Fate】汝、自らを以って最強を証明せよ【コンマで聖杯戦争】
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842:1 ◆otXcqJ9cB.[saga]
2012/05/24(木) 00:37:28.06 ID:Y+KDJl45o



ふと、外から声。

あの声はライダーとセイバーだろう。

セイバーはジーンズとシャツといった格好で、少し土汚れしている。

きっと子供たちと混ざってサッカーか何かしていた。

そんなとこだ。

ライダーはそれを連れて帰り、そして今。

イリヤの声も聞こえるところから、セイバーと一緒に遊んでいたのだろう。

そう思っていると、ふと気配が消えた。

見れば、ゼルレッチがそこには居ない。

逃げたな、という貴女の声。

それを遮るようにまた声。

アイリと切嗣だろうか、車の音が聞こえるので運転手は舞弥だろう。

そんな、一家の団欒。



……夜は、凄いことになってるのだけどなぁ。



貴女はそう苦笑し、荷物を纏める。

一度、時計塔に顔を出す。

そうして帰りしなにレオの様子でも見に行こう。

王になるという彼。

それをからかうのは中々に愉快であり、専売特許。

さて、どんなお遊びをしようか。

貴女はそう考えながら、玄関へと向かった。






「お帰り、そして血を吸わせろ」








≪ケリィ「妻、愛人、皇帝、吸血鬼ハーレムとか聞いてない」 END≫




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