745:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/04(土) 23:09:23.44 ID:3WBNpidgo
「兄友さん、副会長先輩って知ってますか」
姉さんのことだ。妹とかにはまだ知られていないはずだけど、実は姉さんは俺の彼女だ。
「ああ。知ってるよ」
「あたし・・・・・・この間、副会長先輩と喧嘩しちゃって」
妹が俯き加減に話し出した。
「副会長先輩って、あたしは別に知り合いでも何でもなかったんですけど」
まあ、そうだろう。妹に限らず兄だって姉さんのことは知らないはずだ。俺と兄の仲間
内では、姉さんと接点があるのは生徒会の役員をしている幼馴染だけのはずだった。
「でもこの間、副会長先輩があんまり理不尽にあたしの彼氏を責めたんで、あたしもつい
かっとなって」
「彼氏って?」
「あ、まだ誰にも言ってないんですけど。あたし、生徒会長先輩とお付き合いしてるんで
す」
「妹ちゃん、彼氏いたの?」
姉さんにそのときの話は聞いていたから、本当は知っていたのだけど。このあたりで俺
には妹が言いたいことが理解できた。姉さんとこいつの喧嘩・・・・・・三年生の姉さんを相手
にした妹の喧嘩について、俺は姉さんから聞いていた。妹と会長の朝のデートを姉さんは
果敢に攻撃し会長を非難しようとして返り討ちにあったのだ。妹によって。
「それで?」
「それでって・・・・・・。なんかむしゃくしゃしてたから、今朝妹友ちゃんに愚痴を聞いても
らったんです」
「愚痴って?」
「はい。副会長先輩があたしと会長の仲を責めたんです。そんな資格はあの人にはないの
に。絶対、副会長先輩って会長のことが好きですよね」
俺は不覚にも妹の話に動揺した。姉さんの気持のことになると俺は無条件で心配になる
ようだ。
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