過去ログ - 十代「ガッチャ!安価でデュエルだぜ!」
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314:1[saga]
2012/06/13(水) 21:12:59.25 ID:4VWn2DEE0


ユベル「!」

大徳寺『え……』

十代「死んだ!? パラドックスの仲間が……?」




パラ「…………………何を…………言って…………いる……?」

パラ「彼等が…………ゾーンが……死んだ……? ふ、は、ハハハ! 馬鹿馬鹿しい!」

パラ「そんな見え透いた嘘を、信じろと? あるわけがないだろう!」

パラ「彼等は、我々は……生半可な覚悟であの計画を立てたんじゃない!」

パラ「過去を修正し、未来を変える……それを生きる意味として、ずっと戦ってきたんだ……!!」

パラ「あんな小童共に屈服するほど……我々が味わった絶望は! 生ぬるくなど無いッ!!」

鬼柳「…………その『絶望』の力を上回る、『希望』の力を、遊星たちは持っていた。ただそれだけだ」

鬼柳「その希望の力を前に、三人は可能性を見出し、絶望から解放されて……散っていった」

パラ「………………まさか…………本当のこと、だと……いうのか……?」

鬼柳「……アンチノミーは、遊星とのデュエルで」

鬼柳「アポリアは、遊星たちに希望を見たことで……ゾーンと戦って……」

鬼柳「そしてゾーンは、遊星と最後の戦いをして、敗れた……」

鬼柳「……もう、寿命が限界だったらしい。遊星との、世界を賭けたデュエルの後」

鬼柳「遊星とその仲間たちに、その時代に生きる人々に、全てを託して」

鬼柳「自らの命を犠牲にして、『アーククレイドル』を止めた……」

パラ「アーククレイドルを……自分で止めた……!?」

鬼柳「あいつが俺の町に来たときに、全部話してくれたよ」

鬼柳「……いや、話してくれたというより、あいつが溜めこんでたものを、俺に吐き出したと言った方が正しいか」

鬼柳「『俺たちは、彼等の意思を引き継いで、前に進んでいかなきゃならないんだ』ってよ……」

鬼柳「少し、悲しげに…………だけどやっぱり、強い意志を秘めながら、俺に話していた」

鬼柳「俺にはわかる。あの時のあいつは、確かな希望を胸に、誰よりも、真っ直ぐ前を、未来を見ていた!」

鬼柳「それはきっと、俺がこうしてる間も、変わらずにいるんだろう」

パラ「……………………………」




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