341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[saga]
2013/01/06(日) 23:09:19.77 ID:ohfwTjlm0
***
夜の王「ユークリウッド………本当にこれでいいのか?後悔はしないのか?」
ユー「……………」
夜の王「迷うくらいなら、やめろ。だいたい、どうして戻る必要がある。仲良くしてたんじゃないのか?」
ユー『そうだけど……』
夜の王「ていうか、なんなんだ。『私が居るとみんな死んじゃう』って。いったいどうしたんだユークリウッド。何があった?」
ユー「………」
ユー『今の私は とても不安定』
夜の王「……?不安定?それはいったい?」
ユー『私は 歩が好き 家族とか そういう意味じゃなく 一人の男性として好きになってしまった』
夜の王「………それで?」
ユー『その気持ちは 嫉妬するくらいに膨れあがってしまった でも こんなに強い気持ちをいつまでも持っていては いつかは皆 大きな被害を受けることになる それは 避けたい』
夜の王「……ふぅん、ようするに、また自己犠牲か」
ユー『そう かもしれない』
夜の王「かもじゃなくて、これは完全な自己犠牲だよ、ユークリウッド。どうして君は、いつもいつも……」
ユー『好きな人に傷付いてほしくないのは 当然』
夜の王「残念。僕は人を好きになったこともない、童貞野郎だからね。その気持ちは僕にはわからないよ」
ユー『そう』
夜の王「で、ユークリウッド。行くのかい?本当に、これで良いのかい?もっと他に方法は無いのかい?」
ユー『気持ちが抑えられないから こうしている あなたは意地悪』プクー
夜の王「ははは」
夜の王「……でも」
夜の王「…離れたくないんだろ?」
ユー『どうして?』
夜の王「だって、ユークリウッド……君、泣いてるじゃないか」
ユー「………!!」ゴシゴシ
夜の王「頼むから、もうやめてくれよ。無理をするな。自分を押し殺すな。どんな事が起こっても、皆、お前を受け入れてくれる!!だからもっと自分を出せよ!!!見てるこっちが辛いんだ!!」
ユー「………」
560Res/230.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。