過去ログ - 精霊「魔王を倒すのは、騎士・盗賊・僧侶・魔法使いの4人です。」 勇者「え?」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:02:51.13 ID:Zq+4nD5+0
〜礼拝堂〜

精霊「封印が解かれ、北の魔法都市が、魔王に制圧されました。」

司祭「なっ……それでは、人類はどうすれば?」

精霊「魔王を倒すのです。封印ではなく、消滅させるのです。」

司祭「そのような大役、一体誰に任せればよいのですか。」

精霊「世界を救う者は、この鉱山都市に4人揃っています。」

司祭「おぉ……ではやはり、封印戦争の英雄の子孫が……。」

精霊「魔法使い、騎士、僧侶、盗賊の4人です。」

司祭「おぉ……お?」

精霊「4人には、すでに夢に出てこのことを伝えてあります。」

司祭「あ、あの、精霊様?」

精霊「何か?」

司祭「え、いや……この町にいる、封印戦争の英雄の子孫、勇者殿は?」

精霊「誰それ?」

司祭「え?」

精霊「え?」

司祭「…。」

精霊「…。」

司祭「あっ、消えた!!……た、たいへんなことになったぞ!!」


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:04:24.44 ID:Zq+4nD5+0
〜城〜

兵A「おい、見たか?」

兵B「ああ、号外だろ?城中、いや、街中大騒ぎらしいぜ。」
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/24(木) 19:04:31.34 ID:sVXDeihOo
勇者カワイソス


4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:05:04.44 ID:Zq+4nD5+0
団長「それは、まことですか。」

司祭「うむ、精霊様が冗談を言うはずもない。」

団長「まさか、そのような4人が選ばれるとは…。」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:06:36.75 ID:Zq+4nD5+0
団長「とは言ったものの、気になって勇者宅まで足を運んでしまった。」

民A「ばかやろー!!金返せーー!!」

民B「お前も討伐に行けー!!」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:07:22.07 ID:Zq+4nD5+0
僧侶「ニート一直線ね。」

団長「うむ。剣を教えていた頃から、心が強い方ではなかったからな。」

僧侶「勇者勇者と言われ育って20年、それが童貞ヒキニート街道まっしぐらなんて。」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:08:36.82 ID:Zq+4nD5+0
僧侶「それはそうと、全員を集めちゃわない?その様子だと、聞いてるんでしょ。」

団長「うむ…司祭が受けたお告げの4人が誰なのかは、すでに分かっている。」

僧侶「まず、私でしょ。」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:09:32.45 ID:Zq+4nD5+0
騎士「も、申し訳ありません、団長!!」

団長「なんだ、おるではないか。」

騎士「落ち着かなかったので、少し訓練場で汗を。」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道)
2012/05/24(木) 19:10:00.11 ID:Zq+4nD5+0
騎士「……団長。いえ、父上。」

団長「なんだ。」

騎士「身よりのない私をここまで育てていただいて、本当に感謝しています。」
以下略



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