203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/07/05(木) 22:58:12.41 ID:AOaixuDq0
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「……お疲れ」
「……あらプロデューサーさん、今までどこをほっつき歩いてたんですか。一人で
先に帰ってしまうところでしたよ」
収録が終わって控え室に来てみると、衣装を着替えて若干ラフな格好になった
幸子がテーブルに突っ伏していた。
「……あのババア、いつか蹴落としてやります……」
「来てたのか、あの人」
「……ええ、背中が腫れそうです」
よほど幸子のことが気に入ったのか、収録後に控え室に押し掛けてキャーキャー
ワーワーしていたらしい。髪も少し撚れている。実にご苦労なことだ、今度いい耳栓を買ってやろう。
「そんでまあ、詳しい話は事務所で訊くとして、……何であんな回答したんだよ?」
「……だって……」
手の指をピアノを弾くように動かしつつ、いじける幸子。
「……緊張してたんですもの……」
「いや、おかしくねぇ?」
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