過去ログ - アイマスSS練習用スレ
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212:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage]
2012/07/23(月) 02:37:20.36 ID:LM4KpCy8o
突如加速世界に現れた13体のアバター、そして《彼女》らによって結成されたレギオン《THE iDOLM@STER》。
《王》たちと同様の《純色》を8人も擁するという話題性だけではなく、実力に裏打ちされた高いチームワークにより
その存在を加速世界に知らしめ始めていた。

しかし、本来なら滅多にありえない《色被り》が多く存在している点、更に《彼女》たち自身のイレギュラー性に気づいた《加速研究会》は
《THE iDOLM@STER》に属する《純色》の一人、《オレンジ・スプラウト》に襲撃を行った。
幸いにも《THE iDOLM@STER》の救援が間に合い《加速研究会》の襲撃を退けたものの、彼女たちも大きな被害を受けていた。

その襲撃から少したったある日、無制限中立フィールドにて。

影の中から一枚の板が浮かび上がる。
光を飲み込むような漆黒の板は、ぱらりと分裂すると薄板で出来た人型へと形を変えた。

「各地の拠点は異常なし、と。他に適任が居ないとはいえ一人では骨が折れますね……おや?そちらにいらっしゃるのはどなたですか?」

黒いアバターは暗がりに声をかける。息を呑む気配のあと、カツコツと足音を鳴らしながら一人のアバターが現れる。
全身の装甲は光を透過する鮮やかなピンク、肩までの髪を靡かせながらピンク色の女性アバターが現れる。

「見つかったならしょうがないわね。私のところのスプラウトの借りを返させてもらうわよ、加速研究会副会長……《ブラック・バイス》!」

「《ピンク・ダイアモンド》さんですか、優先度は低いですがあなたも確保対象ですのでね。お相手させていただきましょう」

言うと同時にバイスの右腕が影に沈む。それとほぼ同時にダイアモンドの足元の影から2枚の板が現れ挟み込もうとしてくる。

♪Shine Shine Shine I am Diamond♪
♪Shine Shine Shine You are Diamond♪

ダイアモンドが口ずさむと同時にお互いのアバターが輝きはじめる。周囲の影も消失し、現れようとした板は足場を失い元の場所に戻ることもできずに砕け散る。
「悪いけどアンタと私ではこっちに分があるわ。これであんたは影から板で攻撃することはできないし、影から逃げることもできない。ここで潰させてもらうわよ」

「ふむ、歌をイメージの媒介にしての《心意》ですか。イメージも簡単である程度の強度があれば十分と。これは厳しいですね。ただ…」

「何をブツブツ言ってるのよ、喰らいなさい!《イオリンズ・フォアヘッド・イズ・スーパーシャイニング》」
ダイアモンドの額から純白のレーザーが伸びる。対するバイスは残った左腕を前に掲げた。
「《複層装甲》」
左腕の板が大小様々な正方形となりアバターを守るように展開する。
レーザーが正方形にの中央に直撃し……一枚も貫けずに掻き消える。
「なっ!?」
「生半可な技では私の装甲を貫くことはできませんよ。さて、私の装甲を貫くのが先か、あなたの集中が切れるのが先か根競べをしましょうか?」



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