224:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/09/25(火) 17:39:38.55 ID:GDaDxG+X0
だからプロデューサーは……
その言葉が彼女が俺に発した最後の言葉だった。
あの時の俺は若く、彼女のお願いをあしらう事も上手く断る方法すら持ち合わせてはいなかった。
自分の気持ちを素直に伝えさえすれば相手だって分かってくれる……そんな幻想を俺は持っていたのだ。
しかし、結果は最悪な物だった。
彼女もまた俺と同じように若かった……いやそれ以上に若すぎた。
一時的な感情に支配されてしまうくらいに。
明日であの日から丁度二年だ。
良い機会なのかもしれない……
明日、彼女の元を訪れてみよう。
この二年で俺が何を思い、何を感じたか、それを彼女に話に行こう。
この二年で一番の予定を決めた俺は、明日に備えて目を閉じるのだった。
coming soon
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