277:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/31(木) 02:41:50.01 ID:u+C7AH+L0
伊織「・・・で、千早。手始めに聞くけど、あんた自身は何か策とか用意してるの?」
千早「実は、水瀬さんに相談するまでに色々と考えてはみたの」
伊織「へえ、例えば?」
千早「まずは、春香みたいにお菓子とかを作って皆に差し入れること」
伊織「いいじゃない。お菓子をもらって喜ばないのはうちの事務所じゃいないでしょ」
千早「ええ。でも考えたら私はそもそも料理が得意でないし、急にお菓子を作ってくるのは無理。
練習するにせよどれだけかかるか・・・私、少しでも早く皆との距離を縮めたいの」
伊織「まあ、いきなり作れるようにはならないわよね。でも差し入れるだけなら手作りにこだわらなくてもいいんじゃないの?」
千早「ダメよ。手作りじゃないと春香のお菓子の前では霞むわ。
むしろ春香のと比べられて『やっぱり千早さんって温かみがなーい、まるで機械みたーい』って思われるに決まってるわ・・・」
伊織「そ、そんなに卑下することもないと思うけど・・・まあ確かに、春香の後追いって感じは否めないわね」
千早「でしょう?だからこの案は却下。そして次の案は萩原さんみたいに、皆にお茶を入れようかと思ったんだけど」
伊織「基本的に誰かの真似なのね・・・」
千早「萩原さんの出したお茶の後に私のお茶が出てきても、萩原さんのを飲み終わった頃には私のお茶は冷めてるわ。
きっとそれを口にした人は『千早さんのお茶ってつめたーい、やっぱり千早さんって機械みたいにつめたーい』って思うのよ・・・」
伊織「なんでそんなにネガティブなの!?というかなんで雪歩が出してる人にまたお茶を出すのよ!?」
480Res/278.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。