474:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/04(金) 19:38:42.32 ID:ftoghuCXo
「もう、クーラーくらい買い直したらいいんじゃない?
大体修理に三日間もかかるなんて、どういうことなのよ」
「仕方ないのよ。業者さんも忙しいらしくて」
困った様子で小鳥が答えた。
「もう、こんなに暑いなら、あずさの代わりにモデルの仕事受けたっていいわね」
「……それは無理な相談ですぜ。旦那」
窓際で涼んでいた亜美が、伊織の上半身を品定めするように見つめて言った。
「どういう意味かしら?」
伊織は言うが早いか、すくっと立ち上がり亜美の方へ歩き出した。
「い、いおりーん……冗談、冗談だよー」
亜美は慌ててソファの裏に身を隠し、頭だけをのぞかせる。
しかし、言葉や行動とは裏腹にその表情は、いたずらを楽しむ子供のようだった。
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