78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/29(火) 03:11:19.75 ID:teLkmdit0
『響「自分はただ…生き残りたいだけだぞ』
響「どうして、どうしてこんな事に…」
自分の視界に写るのは一面の赤、赤、赤。
そして鼻につく誰の物かも分からない血の匂い。
少しでも気を抜けばそのまま倒れてしまいそうな位、朦朧とした、それでいて緊張で研ぎ澄まされてもいる妙な意識。
その全てが、今の自分達の状況の異常さを雄弁に物語っている。
春香「あははははははははっ!!!本当に本当に何がどうなっちゃったんだろうねえ響ちゃああああん!!!!!」
ダダダダダダダダダダ
赤い狂戦士がマシンガンを乱射しながら笑う。いや、泣いてるのかもしれない。
どんな時も希望で輝いてたその目は、今はもう何も写していなかった。
響「助けて…助けてよ。プロデューサー………」
壁にもたれて、もう居ない人の名前を呟く。はは…自分ももう末期だな。
いいや…もう、寝ちゃおう。
夢の中では、たった3日前迄の、仲良しだった皆と会えるんだから…。
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