過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
↓
1-
覧
板
20
113
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(不明なsoftbank)
[saga]
2012/05/30(水) 00:53:12.46 ID:B+4cHPkx0
王子「これで、ご理解いただけましたか? だから、私のことは気にしないでください。 時を置かず、兄さんとあなたの下に参ります」
王「・・・・・・まさか、そんな・・・・・・」
王「我が子が、そんな事に・・・・・・。 今の今まで気づく事も出来なかったとは・・・・・・。 だが・・・・・・いや・・・・・・しかし・・・・・・」
王子「ええ、それも仕方の無いこと。 私も父上も、互いのことを気にかける時間すらなかったのですから」
王「これが、神の与えた運命なのか・・・・・・この様な・・・・・・」
王子「そうです。 そして、私とあなたは、愛する家族を手にかけた罪によって、今裁かれる宿命なのです」
王「私が裁かれることで罪が精算されるというのなら、甘んじて受けよう。 だが、お前までその罰を受ける必要はない」
王子「王家である私が残っていては意味がないのです。 それに私は、優秀な者が選ばれるということを兄に知らせず、自分だけが勤勉に励んだ。 そして私は兄を見殺しにした。 殺されに行く兄を、黙って見送った。 それだけの事をしたんです。 もう、十分すぎる理由がある」
王「それは違う!! お前の兄は・・・・・・っ」
王子「もういいでしょう。 これ以上、話すことはありません。 その資格もない」
王「聞くんだ!! あの日、私と兄は・・・・・・!!」
王子「さようなら、父上。 あなたといた仮初の平和で綴られた日々は、決してつまらなくはありませんでしたよ」
―――王子は振り上げた剣を勢い良く王へと振り下ろした!!
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
176Res/151.5 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1337872392/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice