過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/25(金) 01:43:28.63 ID:Txyt+5iX0
鍛冶屋「悪いな。 喜んでいるところに水を差すような話で。 だが、言っておかなくちゃいけないことだった」

騎士「ふふ。 この度の戦は魔物が相手だし、問題はない。 それにだ・・・・・・」

鍛冶屋「ん?」

騎士「その様な制約がこの剣に付いていようと、私の胸に沸き上がる歓喜に陰りはない」

鍛冶屋「・・・・・・そうか」

騎士「そうさ。 なにせ、ついに手に入れた私の剣だぞ?」

鍛冶屋「まぁ、それでも万が一という事態が起こるかもしれない」

騎士「・・・・・・?」

鍛冶屋「出来には自信がある。 制約もきっちり働いている。 俺が作った作品の中でも限りなく完璧に近い。 だが、人が作り、人が扱う以上、絶対はない」

騎士「・・・・・・うむ」

鍛冶屋「俺は、話に聞く勇者の使う武具を目標にこの剣を鍛え上げた。 だが、さすがに神が造った武器には届かなかっただろう」

騎士「・・・・・・」

鍛冶屋「矛盾という言葉があるように、絶対に壊れないなんてことは・・・・・・あり得ないんだ」

騎士「・・・・・・う、ん」

鍛冶屋・・・・・・」

騎士「・・・・・・」


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