過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/05/26(土) 23:50:29.74 ID:4SaEVxBB0

兵士長「(鍛冶屋、無事なんだろうな!?)」

兵士「(鍛冶屋さん・・・・・・)」

―――絶え間ない攻撃をし続け、大砲の弾も、放ち続けていた矢も残りが少なく立ってきた頃。

   状況を見定めるため、兵達は攻撃を停止させた。

   砦にいる全ての人間が、固唾を飲んだ。

   空気さえ凝固してしまいそうな緊張感が、その場を満たしていた。


兵士長「・・・・・・」

兵士「・・・・・・」


―――一どこからともなく吹いたそよ風が、落ち着きつつあった食料庫の煙を、毛布を広げるように払っていく。

    誰もが注目する食料庫のど真ん中。 食料など微塵も残っていない着弾点に―――。

    巨大な体躯を持つキマイラが力無く横たわり、身動き一つせず・・・・・・沈黙していた。




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