119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 19:02:04.84 ID:sFbrFP09o
「そっかー」
と先輩は視線を天井にずらす。考えを巡らせているような仕草。
幼馴染の表情がこわばったのがわかった。
たくらみごとなんてするもんじゃない。いろんなことは正直であるべきなのだ。
裏から何かを画策したところでろくなことにならない。うん。
さあて帰ろう。俺は心底家に帰りたい。
「じゃあさ、わたしも協力してあげるよ」
先輩は言った。
「ホントですか!」
とタカヤが喜ぶ。俺は幼馴染を横目で見た。彼女は頭痛を堪えるように額を押さえている。
思い通りになんていかないものだ。
1002Res/524.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。