135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/29(火) 14:26:06.50 ID:av387bn2o
ときどき先輩が、俺と幼馴染に向けて意味ありげな視線を向けた。
あんたたちの考えてることなんて全部お見通しだから、とでも言っているように見えた。
実際、彼女は俺たちの仲をあからさまに疑っているように思える。俺が過敏になっているだけかもしれないが。
「君らふたりって付き合ってるの?」
という先輩の問いに、幼馴染が答える。
「ええ、まぁ」
嘘だと分かっているせいか、その声はなんだか白々しく聞こえた。
「ふうん。全然知らなかったな」
1002Res/524.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。