162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/31(木) 15:23:11.58 ID:WJwkyqSIo
「お前はマジでもうちょっと学習しろ。ホントに。こないだの悪夢をもう忘れたのか」
「忘れてねえよ! あのおっぱいの魔力から生まれた悪夢は現在進行形だ! 未だに口きいてくれねーよ!」
「そっちの話じゃねーよ。タカヤの勘違いの方だよ。あとそのノリ寒いからやめてくんない?」
「うるせえな。大事だろうが、おっぱいの好みは」
「大事だけど」
モスは溜め息をつく。俺の方が溜め息をつきたい。教室はいつのまにか静まり返っていた。
俺は周囲を見回す。冷たい視線、面白がるような視線、よりどりみどりである。
「なんだよもう。いいだろべつに」
俺が言うと、みんなが目を逸らした。なんだこれ。
そのとき、教室のドアが開く。
幼馴染が顔を出した。静まり返った教室の様子に目を丸くしてから、俺たちのところにやってきた。
ようやく教室に騒々しさが戻る。俺は少し後悔した。
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