261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/05(火) 14:44:15.36 ID:MUw0mT8io
「でも結局、あのままなら同じだったと思います。わたしたちだって、先輩と一緒に居たら疲れましたし」
「バッサリ言うなぁ」
「だって先輩、ぜったいわたしたちのこと疑ってましたよ!」
疑われていたところで害があったわけではないのだが、まぁ気分的によろしくはなかった。
先輩だって俺たちが不利になるようなことをしようとはしないだろう。……憶測ではあるが。
彼女は不服そうな顔で俯く。
俺は何も言わなかった。
しばらくして、幼馴染は思い出したように顔をあげ、
「そういえば、妹ちゃんと喧嘩でもしてるんですか?」
と言った。俺はどう答えようか迷った。
前にもこんな質問をされた気がする。
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