269:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/05(火) 14:48:44.43 ID:MUw0mT8io
「すみません。わたしがいなくなってからも、先輩がふたりと食事を続けるとは思っていなくて」
「だから、タカヤくんの頼みごと引き受けちゃったんだからしょうがないでしょう?」
だったらなんで引き受けたんだ、と思ったものの、本人には言えない。
幼馴染はさらりと続ける。
「本音を言うと、事態をさんざんややこしくされて腹が立ったので、嫌がらせのつもりで放置しました」
老獪な蜘蛛が大人しいカゲロウになっていたかと思ったら、しっかりと頭を回していたらしい。
できるなら知りたくなかった種明かしだ。
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