28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 00:50:40.58 ID:r4TzUWFEo
別にどうだっていいような話なのだけれど、俺には友人がひとりしかいない。
ちょっと言葉を交わす程度の知り合いなら少なくはないのだが、友人と呼べるのはひとりだけだ。
俺は彼のことを「モス」と呼んでいて、彼は俺のことを「マック」と呼んだ。
由来に関しては、まぁどうだっていいようなことだ。
中学一年のとき、俺たちは別々のクラスで、初めて話をしたのは五月も半ばを過ぎてからだった。
ちょっとした拍子に出会っただけだったが、モスはそれが当然の礼儀だと思ったのだろう、自己紹介を始めた。
彼がしたのだから、俺の方も自己紹介をするのが礼儀だろう。
だが、なんだか素直に名前を言うのが面映ゆくて、俺は適当なことを言ったのだ。
「きみの名前は?」
とモスは言った(本当なら「きみ」なんて言葉を使う柄じゃない)。
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