589:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/20(水) 14:29:57.56 ID:ug7JTQkno
「わたしではご不満でしょうけれども」
「何のお話ですか」
「べつに」
なんだか嫌な感じの態度である。
「まだ寝てたっていいよ。今日も起こしにくると思うから」
「あ、そう?」
何の話か分からないが、俺は一分一秒でも長く惰眠を貪っていたい。
俺の答えを聞いて、妹はすねたような顔でそっぽを向いた。
こいつも何を考えているのやら、と少し考えたが、眠かった。
「おやすみ」
と俺は言った。目をつぶる。眠気はすぐにやってくる。二度寝は至福だ。冬の朝は寒い。
なんだか頭がぼんやりする。
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