664:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/23(土) 17:49:25.67 ID:3VZorDbio
「断りたいっていうか、引き受けても仕方ないというか……」
だって別に彼女のこと好きじゃないし、というかよく知らないし、という顔をしている。
まぁ、そりゃそうなのだ。好きでもないのに期待を持たせたってしょうがない。
「でもお前、女の子と普通に話せるようになりたいって言ってたじゃん」
「……正直、今となっては別にいいかなぁ、と」
先輩とのことがあったばかりだし、タカヤとしてもあまり乗り気になれないのだろう。
「じゃあ、断れば?」
というと、タカヤは「うーん」と再び唸った。なんなのだ。
「それも惜しいような」
「惜しい」
思わず反芻する。タカヤとは思えない発言である。
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