784:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/01(日) 17:18:20.40 ID:3WNZ2/ouo
本当ならどちらかの家で話をするのが簡単なのだが、こっちには妹がいて、あっちには家族がいる。
不意にこのあいだ入った喫茶店のことを思い出して、まぁあそこなら静かだし、話をするのにちょうどいいだろうと思った。
だが、彼女があの店の位置を知っているかどうか分からなかった。
「じゃあ、一時半過ぎに迎えに行くから」
「あ、はい」
ねぼけたような声で、幼馴染は返事をした。俺は怪訝に思う。
電話を切って、さて二度寝でもするか、と思った。眠くて頭が働いていない。
なるべく早めに起きて準備をすればいいだろう。なぜだか近頃睡眠不足だった。
なぜならも何も、原因はいくつもなさそうなものだが。
アキのことを考えると目が冴えてきて、俺は眠ろうとするのを諦めた。
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