797:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/01(日) 17:24:42.27 ID:3WNZ2/ouo
最初、幼馴染は抵抗とも言えないような抵抗をしたが、やがてそれもなくなり、連れられるがままになった。
こいつの考えていることはさっぱり分からない。
俺は本当はこいつの腕をとるべきじゃないのかもしれない。
それでも、ここで腕をとらなかったら、俺は彼女に対して普段通りに接することができなくなる気がした。
彼女は離してくれとは言わなかった。
「何飲む? おごってやるよ」
「……コーラがいいです」
「珍しいね」
「そういう気分だから」
なんとか答えを返してくれるようにはなったが、態度はまだ冷たい。
さっきのやりとりの結果、いつも通りに振る舞うのが気まずいだけなのかもしれない。
1002Res/524.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。