873:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/06(金) 16:36:03.78 ID:EKbxSuz2o
「そっか」
と彼は頷く。
「もう駄目かもしれない」
俺は言った。泣き出したいような気持だった。
なんだかすごく疲れているし、心細いし、不安だった。
どれもこれも身から出た錆なのだけれど、それでも俺は怖かった。
「なにもかも上手くいかない。なんとなく、ぜんぶ、折り合えない。もう無理だ」
「また落ち込んでるのか」
彼は呆れた声を出す。
俺は聞こえない振りをして言った。
「みんな俺から離れていくんだ」
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