879:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/06(金) 16:40:42.63 ID:EKbxSuz2o
「追いかけてほしくて逃げたって言いたいの? 見つけてほしくて隠れたって?」
「あるだろ、そういう気分のとき。誰にだって」
こいつにもあるんだろうか。俺はあるけど。
「これでお前が何も言わなかったら、彼女はきっと本当に諦めるだろうけど、まだ期待してるんじゃないか」
「期待?」
「期待」
どんな期待がありえるんだ? 彼女は、俺の抱いている気持ちにとっくに気付いているのだろう。 その相手にも。
だからひとりで勝手に完結して、ひとりで勝手に諦めたのだ。
……いや、そうか?
彼女にとって問題だったのは、むしろ、彼女自身の言葉を信じるなら、
"嫌われているかもしれない"という部分ではなかったっけ?
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