88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/27(日) 16:18:47.83 ID:p4ie8nU5o
「いや、でも、女子となんて、普通に話せばいいだろ?」
俺は女子とろくに話ができない自分を棚に上げて言った。
「普通になんて話せない」
タカヤは悲しげな表情で呟く。やたらと似合う表情だった。
憐れになって優しさのひとつでも見せてやりたくなる。子犬系イケメン。
俺の中で羨望の炎が燃え上がる。俺がこいつと同じ表情をしたら、幼馴染はけらけら笑うに違いない。
俺は息を吸い込んで言った。
「まあ、おまえの悩みは分かった。なぜそうなったかは分からないけど。
でも、なぜそれを俺に相談する? 俺だって別に女と話すのが得意ってわけじゃない」
「他に心当たりが居ない」
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