961:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:03:23.54 ID:00tcio17o
「何の話か分からないな」
「あなたの耳は飾りですか」
「高性能なんだよ。都合の悪いことは勝手に聞き流してくれんの」
扉越しに、妹の溜め息が聞こえた。
「なんでこんな人を好きになったんだろう」
「聞こえるように言うなよ、二重の意味で」
俺は割と戸惑う。
「……なあ、俺のこと好きなの?」
と俺は言った。我ながらアホみたいな台詞だった。
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