966:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:05:51.56 ID:00tcio17o
口を開く。震えている。でもそんなのは当たり前のことなのだ。
当たり前のことを恐れて、逃げていると、そのうちいろいろなしっぺ返しを食らう。
今日のように。
「お前が好きだよ」
と言った。
それを聴いて、妹が何を思うのかは知らない。
「でも」と続ける。
この言葉も、彼女の感情に何かの変化をくわえるだろう。
「お前と今すぐどうこうなろうとは、思えないんだ。ぜんぜん、思えない」
「それは、わたしを女として見れないってこと?」
妹の声も、震えている。俺の声の震えは反対にとれていく。
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