144:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/05/30(水) 00:49:28.51 ID:mBAGtmcDO
しかし、竜青年の竹刀が勇者の頭に届く事は無かった。
竜青年「……なっ!?」
勇者「……」
吸血女子『つかんだーッ!? 勇者選手、竜青年の竹刀の先が頭に届く直前、右手で握り締めて止めたーッ!』
竜青年「は、離せっ! くっ、竹刀が抜けん!」
勇者「……貴族とか、家族とか、お前にも色々と事情があるんだろうけど……」
勇者は小手越しに竜青年の竹刀を万力の如き力で握りしめながら、ゆっくりと、自由な左手を大きく背後に振りかぶった。
勇者「そんな事情に、あいつを勝手に巻き込むな。顔を洗って出直して来い!」
そして、決着。
勇者の左ストレートが、竜青年の頭を防具ごと殴り飛ばした。
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