394:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/08/09(木) 01:23:42.37 ID:uVl1IttDO
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馬男子「口元は隠したか?」
人男子「おう、アルラウネの花粉はヤバイんだよな?」
蜥蜴男子「オレには効果ないが、耐性が無い種族にはヤバイらしい」
火霊男子「花粉だからマスク的な物で口と鼻を覆うだけでも十分に防げるみたいだが……知らなかった奴は」
獣男子「大きな星が点いたり消えたりしているっス。あはは、彗星かな?」
人男子「なるほど、こんな風になるのか」
蜥蜴男子「ダメ! ぜったい!」
人男子「何はともあれ、学校にいたらあの巨大アルラウネの攻撃の巻き添えを食らいそうだ。安全な場所に移動しよう」
火霊男子「魔王さんはどうする? 一人で戦ってるみたいだが」
人男子「助けたいのは山々なんだが、手がだせねぇ」
馬男子「近づいただけでミンチになりそうだからな。気を引くこと位は出来なくもなさそうだが……」
人男子「ちっ、勇者はどこで何をしているんだか」
蜥蜴男子「勇者? 倒れたテントの裏でのびてるぞ?」
馬男子「うおっ!? マジだ!」
火霊男子「そういや、機姫と魔王さんの戦いで流れ弾が当たってたな」
蜥蜴男子「なんつーか、もうこのままそっとしておいてやるのが友の優しさなのかもしれない」
勇者「……ん」
馬男子「あ、起きた」
勇者「……ふしゅー」
人男子「様子がおかしくね?」
火霊男子「あっ、花粉」
勇者「うばらばらばーッ!」
馬男子「巨大アルラウネに向かって走りだしたぞ」
人男子「……」
蜥蜴男子「……」
火霊男子「……」
全員「よし、後は勇者に任せてオレたちは退散だ!」
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