過去ログ - フィアンマ「アックアに性的な悪戯をしようと思う。安価が導くままに」
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◆H0UG3c6kjA
[saga]
2012/05/27(日) 10:16:38.42 ID:iJuBWUHM0
五本の指を挿入すると、アックアの額に脂汗が滲んだ。
経験の無い以上その苦しみは理解出来ないが、だいぶ内臓を圧迫されているらしいアックアは、珍しく息切れしている。
『聖人』の息切れなど滅多に見られたものではない。ほんの少しだけ感動に似た何かを覚える。
なるべく痛みを与えないよう潤滑油を増やして、挿入している指を折り曲げ、拳を握るとそのまま挿入し直す。それまで途切れ途切れながらも荒く呼吸をしていたアックアの息が、止まった。どうやら余程苦しいらしい。内臓は鍛えられないからか、耐えきれず生理的な涙まで流している。
「さて、現実では凌辱されている訳だが…どんな夢を見ているのだろうな」
「っ…ぐ…ぅ、…」
「はは、気持ちが良いか。無様に勃起させて」
「は、…」
「泣かなくても良いんだぞ。俺様はどんなに無様な部分を露出した部下とて、見捨てる気は無い。楽しいな、アックア。今すぐ飛び起きて俺様の横っ面を叩き飛ばしたい気分かもしれんが、まぁ、我慢するんだな。どのみちもう少しで終わる」
乱暴に突き上げる腕の動きとは真逆の優しく甘い声で、フィアンマが囁く。
性行為時の恋人が恋人へ囁くソレというよりも、猟奇殺人犯が被害者へ向ける、どこか不気味な甘ったるさに酷似した声。
細いとはいえ子供でもなければ女でもないフィアンマの腕は、それなりの太さがある。
殴りつけるかのようにしてガツガツと前立腺付近を拳で突き上げるとアックアの身体がびくりと一度だけ強く震え強張り、次いで勃起していたソレの先端から白濁を溢れさせた。
そんな様子を見。目を瞬かせつつフィアンマはゆっくりと左腕を引き抜く。
女の秘部では無い以上特に性欲を誘うような匂いがする訳でもなかったが、むしろそれとは真逆の男臭い匂いの漂う部屋で、青年はただ愉快そうに口元を弛ませた。
「…性器を弄られる事なく絶頂に達するとはな。才能があるんじゃないか?」
そう悪意無く嘲りながら、フィアンマは一時席を外し手を洗う。
そうして即座に部屋へと戻り、脱ぎ捨てた上衣を身につけとある外道な行動をしてからアックアの着衣を正してやった。
とある外道な行動とは、何か。
即ち、携帯電話にアックアの事後の痴態の写真を収める事である。
何事も無かったかのように部屋の状態を整え直し、フィアンマはアックアを向かいに座らせた後ソファーに腰掛け、優雅な動作でティーカップを手に取った。
そのまま冷めきった紅茶を口に含む。
口内のバタークッキーの甘さがほろほろと溶け、青年の喉奥に消えていく。
長い睫毛を伏せる様にして赤く冷たい液体を覗き込み、その渋味を味わいながらフィアンマは薄く笑んだ。慈愛に満ちたとも、悪意に満ちたとも取れる、歪んだ笑みだった。
「これでお前は俺様に逆らえない」
ズボンポケットに手を突っ込み、絶対的な切り札を収めた携帯電話の表面を指先でなぞりながら、未だ眠るアックアに向かって、フィアンマはそっと笑いかけた。
酷薄で。
それでいて、自分の側には何ら悪意の存在しないと信じている者の、笑みを。
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