過去ログ - フィアンマ「アックアに性的な悪戯をしようと思う。安価が導くままに」
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246: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/06/04(月) 16:30:05.91 ID:CRFw7ISA0

がっかりした、と言わんばかりの台詞だが、そう口に出したフィアンマの表情は、興味津々な子供の様なもの。そして、自らが司る炎とは裏腹に氷の如く冷えきっている。
まるで期待などしていない、と瞳の奥底では語っている。
そんな瞳を見つめながら、アックアは口にこそ出さないものの、フィアンマに同情した。
一般的に連想される同情の念とは違うのかもしれない。
どちらかといえば、『慈愛』といった感情。
そんな感情を抱かれたとも知らず、フィアンマは黄桃を口に含み、食しながら身体を起こす。
そして少しずり下がると、アックアの股間周辺に舌を伸ばした。
ぴちゃ、という青年の口から漏れた唾液と入り混じったコンデンスミルクの水音と、責められている男の荒い呼吸音だけが部屋に響いている。
甘さと雄、双方が混じり合った噎せかえる様な匂いに眉一つ動かさず、フィアンマは練乳を舐め取る。
一部その白濁液には練乳ではない成分が混ざりこんでいるものの、頓着せず、青年はその『食事』を進めていく。
練乳の甘みが残っている限り、舐めるのをやめる気はない。
そう、言わんばかりに。
引き締まった内腿、陰毛の茂る下腹部、猛々しい男性器。
そういった部分に付着した練乳を、フィアンマはその舌で舐め、攻略していく。
内腿や下腹部はくすぐったいの一言で片づけられるも、男性器への愛撫には流石の傭兵もその身体をびくつかせた。

「生クリームが崩れるだろう、大人しくしろ」

ぴしゃりと言い放ち、甘露を摂取すべく、フィアンマは愛撫を続ける。
ギンギン、という擬音語のよく似合いそうな程硬く熱く勃起したアックアのソレ自体には目もくれず、フィアンマは全ての練乳を飲み込むと、何ら未練なく口を離した。
汚れた口元をあまり汚れていない左手の甲で拭い、ふー、と呑気に一息ついたフィアンマは、改めてアックアの上体に目を向けた。
まだ、『食事』は終わっていない。
胃もたれする様な甘ったるさで空腹が満たされた事を自覚しつつ、フィアンマはアックアの乳首をぱくりと口に含む。
先程よりも入念に乳首を舐め、甘噛みした後、『食事』を終えた青年は、その顔のつくりを最大限に生かした人形の如き笑みを浮かべた。

「父よ、感謝のうちにこの食事を終わります。あなたの慈しみを忘れず、全ての人の幸せを祈りながら。…父と、子と、聖霊のみ名によって、アーメン」

食後の祈りを丁寧に済ませ、フィアンマは片づけを始める。
元々彼は綺麗好きな男だ。食事が終わった以上、材料を散らかしておく必要性も無い。
テキパキと片づけを済ませていくフィアンマの後ろ姿を見やりながら、アックアはぼんやりと思う。


「                        」、と。


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