過去ログ - キョン「行こうぜ、朝倉」
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22: ◆7I768BCHo.[sage saga]
2012/05/28(月) 00:28:51.17 ID:eWf9wJgc0
ハルヒ「緊急脱出?これどういうことだろ?世界は改変されたわけじゃなくてジョンが異世界人だったってことかしら?」

古泉 「かもしれませんね。その場合どのような脱出になるんでしょう?彼自身はこの世界でも存在が認識されているわけですから、彼の意識、魂とでも言いましょうか?それがこの世界を離れ、彼は元の彼に戻るということですかね?ですが時空修正の機会ということは…」

キョン「長門、これに心当たりはないか?」

長門 「……ない」

キョン「本当にないのか?」

長門 「どうして?」

ハルヒ「ジョン、これ他のキー押すわよ?」

キョン「ちょっと待ってくれ!今考えをまとめてるんだ!」

キョン(古泉たちの言う通りこの脱出プログラムとやらは具体的にどうなるか分かったもんじゃないし、保証ができないってのにも一抹の不安が残る)

朝倉 「…」

キョン(だが…俺はこの世界から脱出したい。それはなによりも確かで、なじみのSOS団と再会したい)

朝倉 「…」ソローリ

キョン(ここのハルヒたちは俺のなじみのSOS団じゃないんだ。……いや、でも朝倉は…)

キョン「…?おい、朝倉!どこに行く」

朝倉 「あなたは帰るべきだわ。見てれば分かるもの。好きだなんて言ってごめんなさい。迷わせるだけだったわね」

長門 「えっ?」

キョン「……俺はやっぱり」

朝倉 「いいわよ。でも、このマフラーは頂戴?」

キョン「ああ」

朝倉 「ありがとう、キョン君」ポロッ

キョン「そりゃ、俺の台詞だ。ありがとう、朝倉」

朝倉 「当然のことをしたまでよ」ポロポロ

キョン「長門…これは返すよ」ペラッ

長門 「そう……」

キョン「だがな、実言うと俺は最初からこの部屋の住人だったんだ。わざわざ文芸部に入部するまでもないんだ。なぜなら俺は、SOS団の団員その1だからだ」

Ready?

キョン(O.K.さ、もちろん)

キョン「行こうぜ、朝倉」ギュッ

朝倉 「え?」

カチッ

キョン「うわ!?」

朝倉 「キョン君!?」









やっとプロローグ終わりですわ。
今日はとりあえずここまでです。
長い、グダグダ、つまんない!の3拍子そろわないようがんばりたいと思います。


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