過去ログ - キョン「行こうぜ、朝倉」
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56: ◆7I768BCHo.[sage saga]
2012/05/30(水) 23:13:45.42 ID:58phM8hl0
特盛り「来ました……」

長門 テクテクテク

朝倉 「長門さん………」

キョン「……………」

長門 スッ

特盛り「すごい……。強力な時空震だわ。こんな力があったなんて……。実際に見ても信じられません」

朝倉 (何がどう変わったのか全然わからないけれど…朝比奈さんは違うものが見えてるのかしら……)

長門 キョロキョロ

特盛り「彼女はたった今生まれ変わったんです。時空震……世界の改変が終了したの。キョン君、今度はわたし達の番です」

キョン「はい……。行こうぜ、朝倉」ギュッ

朝倉 「ええ…」ギュッ

スタスタスタ

キョン「よう、俺だ。また会ったな。長門」

朝倉 「こんばんは、わたしの知ってる長門さん…」

長門 「……なぜ、ここに、あなた達が……。……あ…手」

朝倉 「あ、これは…」

キョン「ああこれはまぁ、今は仕方なくだ。気にするな。それよりお前こそなんでここにいるのか自分で解ってるのか?」

長門 「……散歩。帰る……」フルフル…

朝倉 (長門さん……)

キョン「…悪いな、長門。俺はやっぱりアッチのほうがいい。この世界はしっくりこねえな。すまない、長門。俺は今のお前じゃなくて、今までの長門がすきなんだ。それにメガネはない方がいい」

長門 「何を言っているの……?」

朝倉 「キョン君、今の長門さんに言っても…あの子はわたしのよく知る……普通の女の子よ…」ギュッ

キョン「…スマン」カチャ

長門 ビクッ

キョン「すぐ元にもどるはずだ。また一緒にあちこち出歩こう。とりあえずクリパで鍋食って、それから冬の山荘でも行こう。今度はお前が名探偵をやってくれ。事件が発生した瞬間に解決するようなスーパー名探偵ってのはどうだ、それが―――」

特盛り「危な……!きゃあっ!!」

ドンッ


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