7: ◆7I768BCHo.[sage saga]
2012/05/27(日) 19:49:29.84 ID:Sworod3k0
キョン「で、俺はその告白に返事をしてないのか?」
朝倉 「その前に谷口くんが来て邪魔されちゃったから、次の日だったけど『よく考えたらお前のことを全然知らんからとりあえず友達から。そのあとに答えさせてくれ』って言われたわ」
キョン「ヘタレめ…」
朝倉 「自分のことなのに」クスッ
キョン「まあ、そういうわけで今のお前を避けているわけではいんだ。ただ、頭が混乱していてな」
朝倉 「そう…。ねえ、正直に言っていいかしら?」
キョン「なんだ?」
朝倉 「妄想だとは思わないの?」
キョン「そうだな…。今日これが文芸部室から見つからなけりゃ、本格的に自分の脳みそを疑い始めたな」ピラッ
朝倉 「栞?…『プログラム起動条件・鍵をそろえよ。最終期限・二日後』…長門さんの字?」
キョン「そうだ。プログラムがなんなのか、鍵が何なのかも検討がついていないがそれが唯一俺の記憶の中の世界と繋がる物証だ。この二日後が昨日からってんなら明日には解決しなきゃならん」
朝倉 「…いいわ、わかった。キョン君を信じるわ。あなたはわたしの知っているキョン君ではない」
キョン「ああ」
朝倉 「わたしもあなたの知るわたしじゃない」
キョン「そうだな」
朝倉 「でもキョン君はキョン君だもの。ならあなたの力になるわ。考えましょう?この鍵とやらを」
キョン「…いいのか?」
朝倉 「どうせ明日には冗談であろうとなかろうと終わるんでしょう?もし冗談なら流石にこれからキョン君との関係を見直す必要がありそうだけど」
キョン「すまんな…」
朝倉 「そこはありがとうって言うべきじゃないかしら」
キョン「そうだな。ありがとう。まさか…お前が手伝ってくれるとは思わなかったぜ…」
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