過去ログ - 岡部「記憶、時間、想い、その全てを――」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:04:45.64 ID:wqrbHYVVo


岡部(あの後、父親と母親と名乗る二人が来てくれたが……何も思い出せなかった)

岡部(今覚えているのは、俺が岡部倫太郎ということだけ……)
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:06:28.51 ID:wqrbHYVVo
岡部「閃光の……指圧師?」

『岡部くん、記憶喪失になったって本当? 私のことも忘れちゃったのかな……。
 お見舞いに行くから、その時は私のこと、思い出してね?』

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:07:17.45 ID:wqrbHYVVo
岡部(また来た。……三通、全部違う相手からか。一つめは、ダル)

『オカリン、記憶喪失とか厨二っぽくていいんじゃね?
 って言っても、今のオカリンにはただの不幸な出来事なんだよな……。
 まあ、この前退院したばかりでもあるし、今はゆっくり休むべきだろ常考』
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:08:14.83 ID:wqrbHYVVo
翌朝

ルカ子「し、失礼します……」

岡部(……女の子? これは、昨日メールをくれた人の中の誰かなのか?)
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:08:40.57 ID:wqrbHYVVo
岡部「えっと、俺とはどういった知り合いなんですか?」

ルカ子「ボクは、凶……じゃなくて岡部さんの弟子なんです」

岡部「……弟子?」
以下略



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:09:38.01 ID:wqrbHYVVo
ルカ子「岡部さんに街で助けていただき、それから稽古をつけていただいて……」

岡部「そうですか……以前の俺、なかなか勇気があったみたいですね」

ルカ子「はい。岡部さんは……ボクの憧れの人なんです」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:10:26.43 ID:wqrbHYVVo
ルカ子「だ、誰か呼んだ方がいいでしょうか?」

岡部「……いえ、大丈夫です。どうやら何かを思い出しかけたようですが……ダメでした」

ルカ子「そうですか……あの、無理はなさらないでくださいね」
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:10:55.60 ID:wqrbHYVVo
ルカ子「タオルと洗面器を持ってきました。これでいいですか?」

岡部「ありがとうございます。……では、少しだけ部屋を出てもらえますか?」

ルカ子「えっ? どうしてですか?」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:11:22.60 ID:wqrbHYVVo
岡部(半裸の自分、そして可憐な女の子……なんだこの状況は)

ルカ子「し、失礼します」

岡部「……んっ」
以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:11:56.99 ID:wqrbHYVVo
ルカ子「どうしたんですか? さあ、こちらを向いてください」

岡部「い、いえ、前は自分でも拭けますから! もう大丈夫です!」

ルカ子「あっ……そ、そうですよね。すいません、ボク……お怪我のことを何にも考えていなくて」
以下略



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