過去ログ - 岡部「記憶、時間、想い、その全てを――」
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:35:03.08 ID:wqrbHYVVo
岡部「あの、どうかしましたか?」

紅莉栖「えっ? えっと、私の呼び方よね。その、私のことは……く、紅莉栖って呼んで」

岡部「紅莉栖? 呼び捨てでいいんですか?」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:35:55.05 ID:wqrbHYVVo
岡部「紅莉栖、一つ聞いてもいいか?」

紅莉栖「へっ? な、何かしら?」

岡部「助手、という名前に心当たりは無いか? その人とだけ、まだ会えていないのだ」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:36:33.20 ID:wqrbHYVVo
紅莉栖「どう、落ち着いた?」

岡部「ああ……すまないクリスティーナ」

紅莉栖「……なんで呼び方を変えたのかしら?」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:39:55.87 ID:wqrbHYVVo
岡部「クリスティーナ、お前は俺とどういう関係なのか教えてくれるか?」

紅莉栖「それはこっちも知りたいわよ……そのためにこうして日本に居るんだから」

岡部「……どういうことだ?」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:42:37.26 ID:wqrbHYVVo
紅莉栖「ええ、岡部ったら私の顔を見てしばらくぼうっとして……少し泣いてたかも」

岡部「……身に覚えはないが、少し恥ずかしいな」

紅莉栖「そしてラボに案内され、まゆりや橋田、ラボメンのみんなと知り合ったって訳」
以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:43:35.24 ID:wqrbHYVVo
紅莉栖「さて、と。自分のことに関してはみんなから色々聞いた?」

岡部「ああ、……ずいぶんと痛い男のようだな」

紅莉栖「ええ、街中でも白衣を着たり、繋がってもいない電話に出るふりしたり」
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:45:33.07 ID:wqrbHYVVo
紅莉栖「心的外傷後ストレス障害・PTSDって言って通じるかしら」

岡部「いわゆる、トラウマというヤツか?」

紅莉栖「それは心的外傷のこと。私の言っているのはそれによって起こるものの話」
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:46:51.05 ID:wqrbHYVVo
岡部「つまり、俺は……何かを思い出さないために記憶喪失になっている?」

紅莉栖「そういうこと。まあ、これはあくまでも一つの仮定に過ぎない」

岡部「だが、可能性はある……」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:48:20.23 ID:wqrbHYVVo
岡部「何? それは本当か?」

紅莉栖「ええ、……心的外傷になるには十分すぎる程の出来事がね

岡部「……十分すぎる程の出来事」
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:51:28.32 ID:wqrbHYVVo
岡部「身体に異常……?」

紅莉栖「パニックを起こしたり、麻痺したりする可能性もある。
     それに、あんたが本当に心的外傷後ストレス障害とは決まった訳じゃない」

以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:52:19.00 ID:wqrbHYVVo
岡部「俺のためにも、頼む。……お前の持つ俺に関する記憶を教えてくれ」

紅莉栖「……後悔、しない?」

岡部「お前は後悔するか?」
以下略



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