過去ログ - 岡部「記憶、時間、想い、その全てを――」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:00:02.51 ID:wqrbHYVVo
ダル「オカリン……意地悪してないでさっさと渡せばいいんじゃね」

岡部「意地悪などでは無い! これは現実の厳しさを教える行為であってだな……」

まゆり「ううー……オカリン、まゆしぃに返してよー」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:01:56.90 ID:wqrbHYVVo
まゆり「早く返してよー!」

岡部「そ、そう簡単には渡せん!」

ダル「傍から見たらいちゃついてるようにしか見えないんですが、それは大丈夫なんですかね……?」
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:02:57.15 ID:wqrbHYVVo
ダル「――という訳」

紅莉栖「……呆れて何も言えないわ」

まゆり「……ごめんなさい」
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:03:40.12 ID:wqrbHYVVo
ダル「ところで、オカリンの記憶喪失は日常生活に影響があるレベルなん?」

岡部「いえ、そこまででは無いようです。箸の使い方は覚えていましたから」

紅莉栖「でも、自分や他人に関する記憶は無いってことか。ふむん」
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:04:17.18 ID:wqrbHYVVo
紅莉栖(しばらく会話をしてみたけど、変化は無しか……)

ダル「牧瀬氏、まゆ氏、そろそろ出ないとダメみたいだお」

まゆり「ええー……まゆしぃ、オカリンの側にいてあげたいのに……」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:04:45.64 ID:wqrbHYVVo


岡部(あの後、父親と母親と名乗る二人が来てくれたが……何も思い出せなかった)

岡部(今覚えているのは、俺が岡部倫太郎ということだけ……)
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:06:28.51 ID:wqrbHYVVo
岡部「閃光の……指圧師?」

『岡部くん、記憶喪失になったって本当? 私のことも忘れちゃったのかな……。
 お見舞いに行くから、その時は私のこと、思い出してね?』

以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:07:17.45 ID:wqrbHYVVo
岡部(また来た。……三通、全部違う相手からか。一つめは、ダル)

『オカリン、記憶喪失とか厨二っぽくていいんじゃね?
 って言っても、今のオカリンにはただの不幸な出来事なんだよな……。
 まあ、この前退院したばかりでもあるし、今はゆっくり休むべきだろ常考』
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:08:14.83 ID:wqrbHYVVo
翌朝

ルカ子「し、失礼します……」

岡部(……女の子? これは、昨日メールをくれた人の中の誰かなのか?)
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/28(月) 02:08:40.57 ID:wqrbHYVVo
岡部「えっと、俺とはどういった知り合いなんですか?」

ルカ子「ボクは、凶……じゃなくて岡部さんの弟子なんです」

岡部「……弟子?」
以下略



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