過去ログ - 岡部「記憶、時間、想い、その全てを――」
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95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 02:17:14.23 ID:BcWfUTJKo
岡部「ところでルカ子、お前は何をやっていたのだ?」

ルカ子「えっと、岡部さんに言われたように修行を……あっ、これも忘れてしまったんですよね」

岡部「そうだな……しかし、その刀はいったい」
以下略



96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 02:23:54.88 ID:BcWfUTJKo
岡部「ルカ子、俺が他に行きそうな場所に心当たりは無いか?」

ルカ子「岡部さんが行きそうな場所、ですか?」

岡部「ああ、柳林神社に来ただけでも少し成果があった。
以下略



97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 02:38:24.45 ID:BcWfUTJKo
ルカ子「岡部さん、お待たせしました」

岡部「なに、そこまで待っては……おおっ」

ルカ子「ど、どうかしましたか?」
以下略



98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 03:10:46.87 ID:BcWfUTJKo
暑さのピークが過ぎたとはいえ、この時期では東京はまだ暑い。
日差しも強く、じっとしていても汗がにじんでくる程だ。

その暑さの中、柳林神社には岡部とルカ子の二人しかいなかった。
大きな木の木漏れ日の下、俯いたルカ子に岡部は何を言っていいのか迷っている。
以下略



99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 03:16:47.70 ID:BcWfUTJKo
『……に、なってください』

岡部(何だ……聞こえない……この声は、誰だ……)

ルカ子『……こ……とに、……ってください』
以下略



100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga]
2012/05/29(火) 03:24:45.87 ID:BcWfUTJKo
岡部「があっ……! あっ、ぐうっ……!」

ルカ子「岡部さん! しっかりしてください、今救急車を……」

岡部「はぁ、はぁ……だ、大丈夫だルカ子。その必要は無い」
以下略



101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 03:41:24.03 ID:BcWfUTJKo
岡部「お前のメールで俺はこの神社にやって来た……そして、この木の下で」

ルカ子「メール……木の下……?」

岡部「ああ、そしてお前が……俺のことを、好きだと」
以下略



102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 03:48:08.97 ID:BcWfUTJKo


ルカ子「ボクは……男、ですから……岡部さんの恋人では、無いと思います……」


以下略



103:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 04:00:43.84 ID:BcWfUTJKo
岡部「えっ? あっ、えっ? 嘘、えっ、マジで?」

ルカ子「は、はい……」

岡部「声も仕草も、女にしか見えない。というか女よりも女らしいのに?」
以下略



104:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 11:41:54.07 ID:B5kZbRAWo
岡部「本当に……男なのか?」

ルカ子「は、はい……ごめんなさい」

岡部「い、いや、謝らなくても良い。……では、この記憶は」
以下略



105:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県)[saga sage]
2012/05/29(火) 12:03:00.42 ID:B5kZbRAWo
ルカ子「岡部さん、大丈夫ですか……?」

岡部「……ああ、大丈夫だ。それよりもルカ子、……済まなかった」

ルカ子「えっ? 岡部さんは謝るようなことなんて……」
以下略



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