7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大阪府)[sage]
2012/05/28(月) 23:44:41.70 ID:/I28LKnko
「もう一人は君もこの業界にいるのなら知っているだろう、日高舞だ。彼女は音無君とは違い、候補生の時から貫禄が違っていたよ」
「日高舞!? あの日高舞ですか?」
「そうだよ。あの日高舞だ」
日高舞は芸能界にその名を轟かせた――アイドルにこんな表現を使うのはおかしいのだが、実際に言葉の通りなのだ――お騒がせアイドルのことだ。
「私と黒井はちょうど、担当していたアイドルのプロデュースが終わってね、私達は二人を任されることになった」
一息ついて、グラスを傾ける。からんと氷とグラスが打ち合う。
触りを話したらあの時の靄がかっていた記憶が鮮明になってきていた。
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