過去ログ - 勇者「淫魔の国の王になったわけだが」
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39: ◆1UOAiS.xYWtC[sagesaga]
2012/05/29(火) 01:32:20.33 ID:MraeMU1Uo
目を覚ました時。
彼女がまず感じたのは、全身に満ちる活力。
暖かな湯を浴び、八時間眠ったかのようなすっきりとした目覚め。
今であれば――不休で走り続ける事さえもできるような気がした。

―――そう、不休で。


幼淫魔C「…あっ……!」

目覚めからややあって―――全身にきつく巻き付く、触手の感触が彼女の記憶を引き戻す。

幼淫魔C「……そうだ、わたし……!もう…朝、かな……?」

隣女王「……残念、ですが」

暗闇の中、女王の声が聞こえた。
いつからいたものか、その声は、どことなく恐ろしげでありながら、悲痛でもある。

幼淫魔C「女王さま……もう、一日…経ちましたよね?」

彼女は、再び声に出す。
願わくば、そうであってほしいと。
へらへらと綻んだ口元に現れるのは、侮りの心か。
あるいは、体力を回復させた今……死の寸前まで追い詰められた凌辱の記憶さえ、薄れてしまったのか。

しかし、女王が発したのは、残酷な言葉。


隣女王「残念ですが、二時間ほどしか経っていません。まだ……『深夜』ですらありません」


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