過去ログ - フィアンマ「右手が恋人なんだよ」
1- 20
14: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/29(火) 21:59:54.22 ID:OYd1N6uO0

『第三の腕』「…」

フィアンマ「この世界は俺様の存在と愛情とを拒絶した」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「辱め、踏みにじり、唾を吐きかけ嘲笑った」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「人は醜い。人は汚い。ノアの大洪水を経て尚、月日を過ごす内に再び人間は穢れた」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「俺様が例外だと言うつもりはない。だからこそ、『神上』の域に足を踏み入れるのは怖くないんだ」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「俺様は…本当は、あの『事故』で死んでいるべきだった」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「だからこそ、死んでしまっても、悔いはない」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「神とお前だけは、俺様を愛してくれる」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「俺様は、お前に愛を返したい」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「……、…お前も、俺様は歪んでいると、そう思う時があるか?」

『第三の腕』「…」ギュウウ

フィアンマ「…そうか」スリ

『第三の腕』「…」

フィアンマ「何と言われても、最早構わない。お前の愛する世界と人々を、正しく救うよ。あるがままに、あるべきままに」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「だからどうか、協力してくれ」

『第三の腕』「…」ゴキ

フィアンマ「楽しみだ」

『第三の腕』「…」

フィアンマ「俺様を拒絶し怯えさせた世界が、俺様によって支配され怯える、その日が」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
49Res/57.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice