過去ログ - フィアンマ「右手が恋人なんだよ」
↓ 1- 覧 板 20
32: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/31(木) 22:56:13.57 ID:X+6OU+TD0
禁書目録『世界を救うって、具体的にはどんな事を…』
フィアンマ(言ったところで責めるだけだろうに…)フゥ
禁書目録『……』
フィアンマ(聞こえるだろう、砲撃の音が。嘆き叫ぶ声が。これが戦争だよ)
禁書目録『何度も経験したことのあるような口ぶりだね』
フィアンマ(そうだとも。幾度も経験した)
禁書目録『…私の知識だけで全部は説明のつかない術式だけど、ふぃあんまの『聖なる右』はあなたに千年の安息なる生を保証するんだね』
フィアンマ(あぁ。お陰で俺様だけ、いつも死にそびれてしまった。無論、『聖なる右』に感謝はしているが)
禁書目録『死ぬのは神様の御許に一時魂を預ける事だから悪い事じゃないけど…でも、生きる事は良い事なんだよ。だから、死にそびれただなんて言っちゃいけないかも』
フィアンマ(ふん、お前には分かるまい)
禁書目録『………』ムゥ
フィアンマ(さて、エリザリーナのところに『素材』を回収しに行くとするか)ヨイショ
禁書目録『『天使』を意図的に『堕ろす』なんて恐ろしい事をするね』
フィアンマ(必要だからな。歪みを正さねば、『聖なる右』はその力を発揮し辛い。今の世界では駄目だ)
禁書目録『もしかして、『聖なる右』が、ふぃあんまの恋人なの?』
フィアンマ(あぁ、そうだ。右手が恋人なんだよ。何か問題でもあるのか?)
禁書目録『世の中には様々な愛の形があるからね、私は蔑まないんだよ』
フィアンマ(そうか。流石は修道女と褒めておこう)
禁書目録『嬉しいような、嬉しくないような…』ウーン
フィアンマ(ところでお前は『幻想殺し』が恋人だとばかり思っていたのだが、修道女としてはアウトなんじゃないか?)
禁書目録『ちっ、違うんだよ! 私ととうまはそんなふしだらな関係じゃ…でも、その…あう…えぇと…』アワワ
フィアンマ(着いたな。仕掛けるぞ)ウン
禁書目録『はーなーしーをーきーくーんーだーよー!』
フィアンマ(意外にあっさりと『回収』できたものだ)ノビー
『第三の腕』「…」
フィアンマ「今から作業するよ」ニコ
『第三の腕』「…」
フィアンマ「…大天使さえ堕ろしてしまえばさほど困るまい。早く準備を済ませよう」イソイソ
『第三の腕』「…」
フィアンマ「…俺様が禁書目録とばかり会話していたから妬いているのか?」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「あまり可愛い事をしてくれるな、作業出来なくなる」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「…さて、と」
49Res/57.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。