過去ログ - フィアンマ「右手が恋人なんだよ」
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8: ◆H0UG3c6kjA[saga]
2012/05/29(火) 21:16:00.76 ID:OYd1N6uO0
フィアンマ「理由? …お前だけは、俺様を裏切らず、傷つけないからだ」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「身体的な事ではない。もっと深層の部分での話だ」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「そういう解釈もあるか。しかし、正解は三分の一だよ。俺様を構成する要素の一つではあるが」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「…ふん、臆病…か。…否定しておこう」フフ
『第三の腕』「…」
フィアンマ「嘆く事は無い。俺様はそれで構わないと思って過ごしているのだからな」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「お前が思っているよりは、そうでもないよ」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「どうかな。分かり合えるとは思えん。本質の部分では、少しばかり違う気がするよ。同じように振る舞っていても、な。他人と完全に同一等気味が悪…ん?」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「ははは、それ、それは…くっ、はは! 聞いてみたいものだよ、俺様も」フフフ
『第三の腕』「…」
フィアンマ「異常なものか。愛する事に何のおかしさがある」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「自信が無いのか」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「文字通り俺様の右腕なんだ、もっと自信を持て」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「んん? お前をあまり疲弊させたくないからな」ウン
『第三の腕』「…」
フィアンマ「お前を使うのは簡単だが、何でもかんでも任せきりでは、お前に申し訳ない」ウン
『第三の腕』「…」
フィアンマ「そんな事を言ってくれるな。俺様はお前を授かって、こうして出合えて、良かったと…少々気恥ずかしい話だが、心底からそう思っている」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「悩んだ事はあったが、それ以上に幸福だよ。お前が俺様の傍に居てくれる限り、俺様は至福の愛情に満たされると共に幸運を得られるのだから」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「最終的に俺様が生き残ればそれで良い」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「昔の話だろう。子供ならばそれなりに夢も見るさ。現実的な案ではないものを」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「俺様はお前に感謝しているよ」
『第三の腕』「…」
フィアンマ「……、…ありがとう」
『第三の腕』「…」ゴキリ
フィアンマ「そろそろ就寝するとしようか」ノビー
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