過去ログ - とある一位の鬼隠し
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2:南阿蘇太郎[sage]
2012/05/31(木) 02:29:28.27 ID:RmKoEZbDO

「熱ィ…」

カツカツカツ…ろくに舗装すらされてない道を一人の少年が気だるそうに歩いてる

白地のシャツに薄手の黒ズボン。

シャツはかなり着崩していて中に黒地のインナーを着ているのがまるわかりである

少年は杖をついていた

といっても老人がつくような趣あるものではなくトの字トンファーの様な近未来的な杖である

また首には端から見れば音楽プレイヤーの様な装置を巻いている


だがそんな付属品よりも彼の容貌の方がこの景色から浮いていた

少年の体は透き通るように白くまた棒のように細く少なくともこんな田舎似合わないだろう。モヤシっ子という言葉か一番しっくりくる

さらに一番目を引くといわれれば彼の白髪だろう。白一色のその髪は柔らかく時折吹く風に軽く揺れている

また遠目からでは気がつかないだろうが彼は赤い瞳をしていた

ここまでの身体的特徴でうさぎを思い浮かべる方もいるんだろうが彼はそんな愛くるしいものではない


知る人ぞ知る


彼の名は


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