852:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/04(火) 23:14:04.43 ID:G05EUmgDO
毎日通ってたはずの学校への畦道がやたらと長く感じる上に心なしか足も重い
照りつける太陽は溶けてしまうのではないかと思うほど暑く今まで気にもならなかった蝉の声が耳障りでしょうがない
不意に車のエンジン音が聞こえてくる
一方通行はつまらなそうに振り向いた
見るとそこにはまだ遠く離れてはいるが白いワゴン車が土煙を上げて走ってきている
一方通行(……)
ため息を吐き再び杖をついて歩き出す一方通行
エンジン音が近づいてくる
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